インドネシア中央統計局は5日、2024年の実質国内総生産(GDP)成長率が前年比5.03%だったと発表した。伸び率は前年の5.05%から減速した。第4四半期(10~12月)の実質GDP成長率は前年同期比5.02%で、前四半期の4.95%から加速した。
コンタクトレンズ製造大手メニコンは、東南アジアの2カ国で1日使い捨てレンズの生産ラインの増強や新設を進めている。2026年3月期にシンガポールで生産ラインを増やして特殊包装を施したハイドロゲル素材の製品を世界市場に輸出するほか、マレーシアで工場を稼働させる。
韓国のサムスングループによるベトナムへの投資が新たな段階に入っている。同国は過去10年余り、スマートフォンの組み立て拠点としてサムスン電子の成長を支えてきたが、スマホの世界市場の成長は鈍化している。情勢の変化を受けてサムスングループは中国や台湾勢と激しく競り合う有機ELディスプレーや半導体のサプライチェーン(供給網)にベトナムを組み込もうと製造拠点の増強に本腰を入れ始めた。